窓の性能

【ポイント】
先進国で断トツに遅れていた窓類の性能向上がやっと図られるようになりました。

今年YKKでAPW430のトリプルガラス樹脂サッシが開発され市場に出回りだしたところです。
C値0.3のゼロエネルギー認定住宅にアイシネンを採用いただき、 10月に転居されてブログに住み始めてからの温熱環境のデーターと感想を述べておられるので拝借しました。
(10月外気温が10℃ 以下の日、暖房なしの室内の壁面温度が22℃)
さすがAPW430の勝手口ドアガラス面温度も22℃です。
この製品はダブルLow-E膜にアルゴンガスの16ミリ2層でガラスの厚み計41ミリとこれまでにない仕様、 熱貫流率U値0.91W/㎡・kで日射取得率0.46と表記されているほどの優れものです。
床との接地面も20℃で問題ない性能ですね。
ところがC値0.3でありながら、窓回りから冷気(風)を感じると云われます。
3種換気で排気量と給気口の量のバランスが悪いとサッシの下部の隙間から外気が直接入り寒く感じます。
(給気口の開口率を上げて、フィルターの掃除も欠かせません)
ワンランク性能が落ちるAPW330熱貫流率U値1.20W/㎡・kで日射取得率1.09のペアガラスでガラス面の温度19℃で接地レール面の温度が15℃となっています。
普通給気口は上部に付いており、基本排気量の分だけ外気が入りますが、 わずかな量で室内の暖気と混合するためさほど冷気を感じませんが、 サッシの隙間風は不快に感じるものです。気密・換気・サッシが大事



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