大地震後のアイシネンフォームについて

【ポイント】
この度の「平成28年熊本地震」により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

今回の熊本地震で今なお続く余震と、避難生活、復興支援等で皆様の疲れもピークに達しているのではないでしょうか。
心よりお察し致します。
私の自宅のある益城町に隣接する東区沼山津地区でも甚大な被害が出てしまい周辺では倒壊した家屋が数多く存在しています。
運よく私の自宅の方は無事で大きな被害もなく、通常の生活を取り戻しつつあります。
現在、建物の応急危険度判定が急ピッチで進められていますが、あくまでも外観から見るだけの判定で、内部の構造体までを詳しく見る判定ではありません。
その為、本当に我家は大丈夫?を不安に思っている方々も多いのではないでしょうか。
実際に私の自宅の天井裏・床下を覗いて見ましたが、見る限りでは構造体への損傷はなく、もちろんアイシネンへの損傷も全く見られませんでした。
なぜ今回の大地震でもアイシネンが耐えられたかというと、圧倒的な柔軟性と密着性にあると思います。
今回の様な地震で柔軟性がないパネル系断熱材、硬質フォームはおそらくクラックが入ったり接着面の剥離等が起こり気密レベルの低下が懸念されます。
また吹込み系断熱材や繊維系断熱材もこの度重なる余震で沈下している可能性も大いにあると思います。


これまで施工させて頂いたOB様物件の全てが大丈夫とは言い切れませんが、 現在の耐震基準を満たして地盤が破損していない一部損程度の物件については安心して頂いて大丈夫と思います。
また今後断熱・気密で不具合が出てきてしまった場合でも、当社は責任をもってアドバイスと対処をさせて頂きますので、 何か問題等ございましたら何なりとお申し付け下さい。
この件につきましては引き続き調査を行ってまいります。

PDF版は、こちらをご覧ください。
pdf版【生環新書】「大地震後のアイシネンフォームについて-15/05/03」PDF版


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